第52回例会
昭和歌謡のリズム
日時:2016年3月13日(日) 午前9:30-11:30(終了後懇親会あり)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)
http://nyc.niye.go.jp/ カルチャー棟音楽室(小練習室)12
参加費:会員500円、非会員1000円
問い合わせ: JIR事務局 office_jir08@yahoo.co.jp
~ ~ ~ ~ ~ ~ プログラム ~ ~ ~ ~ ~ ~
研究発表(9:30-10:30)
「『踊る昭和歌謡』を分析するードドンパを中心に」
輪島祐介(大阪大学准教授 →プロフィール)
1955年のマンボ・ブーム以降、約10年、外来ポピュラー音楽を紹介する際、「リズム」ないし「ニューリズム」という語が、ダンスと結びついた音楽の新奇性を示すキーワードとしてしばしば用いられた。本発表では、この傾向をポピュラー音楽史に位置づけ、その上で、「国産ラテンリズム」として1960年から翌年にかけて流行した「ドドンパ」の形成過程について検討する。特に、アフロ・キューバ系音楽に特徴的な複合リズム構造と、北米のアフリカ系音楽に特徴的なシャッフル(スウィング)が、どのように「日本化」されたかを、具体的なリズム分析を通じて検討する。
座談会(10:30-11:30)
「昭和歌謡のリズム」
輪島祐介(大阪大学)
古澤彰(LOWBORN SOUNDSYSTEM)
見上潤(音楽アナリスト)
川本聡胤(フェリス女学院大学)ほか。